海をわたる「おでかけ大門玉手箱」
『パリ凱旋門玉手箱』(第50回 大門玉手箱)開催御礼
遠い昔、転害門前から始まった道は、ユーラシア大陸を通り、ヨーロッパへと続いていたといいます。現代では空に飛行機の道が行き来しています。便利になった今の世の中、過去からの人々がコツコツと作り上げてきた道なのではないかと思います。ぼくたちは、その途上にあって、小さな歴史を刻んでいるに違いありません。小さいけれども、その積み重ねが大きな歴史の流れをつくるのではないかと思うのです。無名の道であっても。
7年前、公設大門(おおもん)市場から始まった小さな「市」が世界を旅する夢を持ちました。冗談のように世界の門を巡ろうと笑いながら話していました。そこに集った皆さんが、話を聞いてくださった方々が、つぎつぎと「いいね」といって笑ってくださいました。たくさんの笑顔に励まされ、冗談のような、うそのような話を、魔法をかけて実現してみようと遊び心に思いました。
魔法というのは、あると思えばあるものです。不思議なご縁は魔法のように湧き出してきます。「玉手箱」という名をつけたその日から、こうして魔法のケムリが仕込まれていたのかもしれません。たくさんのひとがそのケムリをあびて、笑いの渦へ誘われてくれました。冗談のように「パリいきませんか?」と何人の箱主さん、お客さんにお声がけしたでしょう。
たくさんの温かい声援をいただいて、多くの方のご協力にささえられ、『パリ凱旋門玉手箱』が実現いたしました。面白がって参加くださった箱主さんは8組11名。皆さん、本当にありがとうございました。たくさんのお客様の笑顔も素敵でした。パリの街の真ん中で、素敵な経験ができたことは、一生の宝物になりそうです。
不思議なご縁のもと、導いてくださったたくさんの協力者がいらっしゃいます。本当に言葉にできないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。初宮さんの神様も、御一緒にご旅行くださったように感じます。
皆様、本当にありがとうございました。
またの機会がありましたら、是非御一緒ください。